自分と世界について反省的に思惟することができ、それに基づいて自身の生を主体的に築いていく。人間の能力は、努力することによって進歩するものと信じ、自分の成長に向け、常に努力する。
学習や生活において、自ら問題を発見し、その解決に向けて努力する。自分に与えられた責任をきちんと果たす。しっかりした論理力と判断力、表現力を持っ ている。損得や好き嫌いではなく、事実と良心に基づいて公平に考えることができ、公益のために行動することができる人をめざす。
ちがいを認め合い、個性を尊重し合い、自分自身も相手も大切にする人をめざす。相手との信頼に支えられた関係性を重視する。自分の中の偏見や先入観の存在に自覚的である。
他者を尊重することが単純に同調することや卑屈になることを意味しないこと、それよりも主体性と相互貢献という共生の作法を意味していることを理解する。優しさとゆるぎない信念を兼ね備え、葛藤や対立のあるところに平和をもたらす人をめざす。
型にはまった考え方や知識に留まるのではなく、新しいアイデアや知識について常に開放的である。言語に堪能であるだけではなく、言語に現れる文化のちがいにも敏感である。
また文化のちがいの認識に留まることなく、コミュニケートし、つなげることができる。普遍的な正義感と国際的教養を身につけ、世界にまたがって活躍する越境人をめざす。