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もう一つの国際語=エスペラントを学ぼう

11月5日、中等部生徒は特別な時間を持ちました。

「もう一つの国際語、エスペラント」という題で貴重な講演を聞くことができたのです。

講師は韓国の学校でエスペラントを教えるシン・ウンスク先生。

生徒たちはエスペラントってどこの国の言葉かなと興味津々でした。

しかし、エスペラントはどこの国の言葉でもありません。

学校で習っているコリア語や英語、日本語はみな、特定の国を背負っている言語ですが、
エスペラントは特定国家や民族の言葉ではないのです。

世界平和を目指す公正中立的な言語があるという事実を知ったことは感動でした。

その上、言葉って作れるのだという新しい発見もありました。

人工語なので、学びやすくするため、規則正しい文法になっています。

生徒たちは、先生から単語の作り方を学ぶと、その場で応用していました。

シン先生が教えている韓国のヌティウル学校では三年間学んだ後、エスペラントを使う旅行に出るそうです。

世界のどこに行っても、エスペランティストたちは実の兄弟のようにすぐに親しくなるそうです。

その理由は、たとえば、今日の国際語は帝国主義時代に世界に広まった言語であり、多くの国にとっては強制させられた側面があります。

それに比べ、エスペラントは、自由で平等な未来世界を目指して作られた言語だからでしょう。

KISでもエスペラントクラブができたらいいなと思いました。