11月28日(月)、「第1回哲学カフェ in KIS」が行なわれ、生徒9名をはじめ廣田先生(保健体育科)、池田先生(社会科)、金敬黙先生(教養・LA科)、事務職員、教養授業にゲスト参加した新聞記者の大人6名のあわせて15名が参加し、約1時間半にわたり「哲学」論議をしました。
哲学カフェとは、小難しい哲学用語を使った論議ではなく、生きていくうえで出会うさまざまな問題について、日々生活し生きる人々が話し合い考えるトークサロンのことです。
哲学カフェの企画は、年代や職種、国籍などを越えて対等な立場で話し合う場を作ろうと廣田先生が生徒らに呼び掛けたことをきっかけに始まりました。
廣田先生は「こうした企画に乗ってくるのがKISの生徒の面白いところ」と感想を語っていました。
この日のテーマは、「人間関係について」。
放課後、教室で車座に座り、軽やかなBGMが流れる中、生徒たちが作ってくれた紅茶などをすすりながら論議が始まりました。
最初に生徒から、哲学カフェに参加しても成績や給料は上がらないこと、自分の意志で参加すること、人の意見を傾聴することなどのルールが説明されました。
少々緊張した雰囲気で始まった論議でしたが、1時間半の間話が途切れることなくあっという間に過ぎました。
論議は親と子どもの関係、教員と生徒との関係、友だちどうしの関係など多岐に渡りました。
生徒たちをはじめ参加者が一人称(私は~)で真剣に話をする姿が印象的でした。
最後に、教職員から生徒に読んでほしい推薦本がプレゼントされました。
参加者全員の意見で、来週(12月5日)に第2回目を実施することが決まりました。
哲学カフェは出入り自由な集まりです。
次回の哲学カフェも楽しみです。