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“海外研修”異考説的展開③-《Fiji編》

〜進化し続けなければ、海外研修の意味はない!?〜

さあ、Fiji視察の始まりです!

HPへの報告も、これで第3回ですね。

3月28日、関空を発った我々は、一路ソウル仁川空港へ。
飛行機が苦手な池田とジェレミー先生は、病院から処方されたキツイ酔い止め薬で意識朦朧となりながら、韓国・仁川空港での5時間ものトランジットに耐え、Fiji行きの飛行機に乗り込んだのです。
気流にもまれ、飛行機特有の、下半身に集中する何とも言えない浮遊感に苛まれつつ、その他は快適な空の旅、なんと10時間。
日本出発の翌日降り立った先は、Fijiのナンディ空港。まるでゴルフ場?はたまたウェールズの牧草地?のようなグーリンの巨大絨毯カーペットの真ん中に延びる一本の滑走路。
Fiji視察の始まりです!
現地の国公立・私立中学校・高校、大学、語学学校、教育省(日本の文科省にあたる)、国際連合を含む国際諸機関、Fijiの国策企業・工場、体育・スポーツ協会、国際協力機構等々の視察・挨拶行きが目白押し。
そうそう。将来的に、生徒随行の可能性も考えて、韓国と日本の大使館にも、協力・サポート体制確保のために挨拶がてら表敬訪問の予定。

もともと、リゾートやら観光やらが苦手なジェレミー先生と池田副校長。白い砂浜やコバルトブルーの海にはまったく興味がありません。
それ以前に、“(自称!?)世界一小さな学校(笑)”KISの未来がかかっているとも言える今回の道行は、一瞬たりとも気が抜けません。
ほぼ丸一日かかって到着した、まさにその日から、視察は開始されました。ヘットヘトだったのですが、全てKISのため*´ω`*)、ジェレミー先生も池田副校長も、ハアハア・ゼエゼエ言いながら、頑張りました(笑)!
まず訪ねたのは…;
Nadi国際空港からほど近く、イースターホリデイ休暇中にもかかわらず、校長先生以下ほとんどの先生方が出校、出迎えてくれたSangam Collegeへ。
そして、視察後半の日程で、車で5時間かけFijiの首都Suva市へ。
そこで、名門難関高校の一つと言われるマンモス校Suva Grammar Schoolと、Suva市郊外にあり、ドミトリー寮を持ち地方出身の生徒も受け入れ、ラグビーナショナルチームへも多く輩出するカトリック系学校Lelean Memorial Schoolへ。
その後、最大の難関(笑)、教育省Ministry of Education訪問。そこでは、大臣にあたるトップとの会談や官僚との事務レベル折衝も…(緊張~汗!?)…
KISに訪問してくれた在東京Fiji大使館(KIS学校機関誌『越境人』2013年SPRING号参照)が、全て事前に本国政府へ連絡してくれていたので、スムーズに事はこび、ほとんどVIP扱い((TдT)<感謝)の気持ちの良い会合が続きました。

北極星の北半球、アジア・日本より、南十字星サザンクロスの南半球、常夏・珊瑚礁の島国Fiji~フィジー共和国~視察、その詳細は…!?

…つづく…

文章:池 田  大 介(副校長・進路指導部長)
写真:ジェレミー・ハード(英語科・平和学担当)