3月11日日から3月25日まで春休みを利用した韓国研修が実施されました。
研修の主な目的は韓国での社会調査および論文の作成ですが、内容は毎年少しずつ進化しています。
参加者は今までで最多の6名-高等部3年高福美、金俊、檀野由佳、梁英理、高等部2年姜瑜羅、趙梨紗と引率の金正泰で2週間の調査研究を実施しました。
研修の目的は韓国社会問題を発見し、調査、発表する能力を育てること。研修出発の2ヶ月前からテーマ設定、研究計画の作成、事前学習を進めました。
6人のテーマは「韓国青少年の統一意識」、「韓国青少年の就職・職業観」、「韓国小学校の英語教育について」、「日本と韓国の伝統文化教育比較」、「多文化社会化する韓国と多文化教育」、「韓国のファッションと青少年のファッション意識」と多様です。
高福美さんは韓国で唯一統一学部・統一学研究所がある仁済大学校の教授、研究員、大学生へのインタビューとアンケート調査を中心に高校生や大学生に対する調査を行いました。
金俊くんは韓国の大学と日本の大学でのアンケート調査をもとに、それを補完する形で高校生や大学生に対するインタビューを行いました。
檀野由佳さんは韓日の英語力の違いは小学校の英語教育にあるとの仮説をたて韓国の小学校、水原外国語高校で英語教育の実態について調査し、英語村での幼児・児童教育についても調査しました。
梁英理さんは出発前から日本の小学校での調査を実施し、韓国でも伝統文化教育についてインタビューまた日韓の教科書の比較も実施しました。
姜瑜羅さんは多文化社会化する韓国についての理解を深め、アジア共同体学校、釜山移住女性支援センター、水原多文化図書館で内容の濃いインタビューを実施しました。
趙梨紗さんは高校生、大学生に対するインタビューだけでなくファッション誌の比較や大学生に対する飛び込み調査などいろんな方法での調査を体当たりで実施しました。
研修が終わり、今は調査資料の整理と論文の執筆に追われています。
5か月におよぶプロジェクトの締めくくりは5月18日(土)の授業参観の日です。
ぜひ見に来てください。