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フィリピン短期研修便り①

7月22日(日)、関西空港から飛び立った私たち一行は、一路フィリピン、マニラへ!
出発前日、大雨で冠水したマニラとの報、ずいぶん心配したのですが、少々の乱気流にドキドキのジェレミー先生と私の小さな叫び声以外は、何も問題なく到着した現地では、雨と、はちみつのような、とでも言うのでしょうか、“濃密な湿気”のお出迎え。

例外なく「スマイルのフィリピン」の人々。それが、フィリピン。
まず、その“スマイルの洗礼”は、私たち一行を、雨の中、濡れながら出迎えてくれたBONAさんとYoojinさん(韓国の大学で言語学を学ぶ現役女子大生。フィリピンでNGOの研修インターン中)によって。不安をかき消してくれるとは、まさにこのこと。
満面のスマイルで私たち一行を出迎えてくれました。

私達は、Asian BridgeのHomeへ。
セキュリティに完全に守られた、閑静な住宅街の一角に、Asian Bridgeのオフィス兼研修施設があります。本当に静かです。
庭にはマンゴーの木や、ココナッツの木が生え、ときおり甘いほのかな香りが・・・
夜は、虫たちの大合唱。
手作りのご飯をみんな、おなかいっぱい頂戴しました。

第一夜~第二夜。
女子二人が、すこし体調不良をうったえるも、それは、前もって、の用心で、教師に報告に来たまでのこと、と後で判明、次の食事の時間には、「もう大丈夫です~」、あるいは、念のため飲んだ薬で一晩寝たら、やはり「もう大丈夫です~」とのこと。とりあえず・・・安堵。
みな疲れは出てきているものの、ケガも病気もなく!!

ちなみに、生活(宿泊施設・食事の注文などなど)、オリエンテーション・説明会(フィリピンの政治・経済・文化・生活・風習・宗教などを知る)、観光案内(7/23:チャイナタウン、スペイン植民地統治時代歴史美観地区、アメリカ・日本植民地支配時代遺跡探訪)は、すべて英語!!
最初はさすがに恥ずかしいようすでしたが、二日目には、ジェレミー先生のおかげで、“肩の力を抜いて、間違うことをおそれず、まず口を開いてみる作戦”で、みんな自然に英語が口について出てくるようになってきました!
これだけでも、「フィリピンに来たかいがあった」と確実に言えるでしょう!

フィリピン三日目。
フィリピンの名門女子校(保育所・幼稚園~大学)・ミリアム高校へ。
Principal(校長)直々のオリエン(これまたすべて英語)のあと、KISの生徒はひとりひとり離され、正規の授業へ。
大きな大きな拍手とともに、大歓声に包まれ照れながらの入室が印象的でした。その後、日本語の授業へ招かれ、質問攻めを受けたそうで、その後宿泊先であるホテルのような女子寮へ!高校3年生も旅行に参加しているので、受験指導を数時間。
今は、みなぐっすり寝ているようです。

(文責:池田千丈先生<社会科・進路担当>)