KISとして初めて企画されているフィリピン短期研修の保護者向け説明会が、6月30日に行なわれ、保護者や生徒らが参加しました。
今回のフィリピン研修は、7月22日から8月5日までの約2週間、マニラ市内を中心に行なわれ、中等部1年生から高等部3年生までの10名と引率教員2名が参加します。
この日の説明会で嚴校長は、今回のフィリピン研修の目的として、①フィリピンの社会と文化を理解する、②途上国の社会・経済問題を理解する、③フィリピンでの学校生活を体験する、④生きた英語力を磨くことなどであると語った後、プログラム案について丁寧に説明をしました。
その後、今回引率する池田先生からも実務的な説明が行なわれました。
今回のフィリピン研修のプログラムは、随所にKISならではの濃密なプログラムが準備されています。
韓国短期研修と同様に、生徒らは現地での調べ学習のために事前に自主的な研究テーマを決めて臨みます。
フィリピン到着後の1週間は、ミリアム女子大学付属女子中学の普通授業に「まるごと」参加します。
同校の生徒たちと授業やクラブ活動を行ない、またリーダーシップトレーニングなどの授業にも参加し、同校の寄宿舎に泊まります。
その後は、フィリピンのダウンタウンでボランティア活動を行ない、「有名」なスモーキングマウンテン(ゴミ投棄場)も訪れます。
その後、マニラから最貧困層が暮らすアエタ族の村に移動し、さまざまな活動と交流を行ないます。
最後は、国際協力機関であるKOICA(韓国国際協力団)やOxfam Philippinesへの訪問も予定されています。
この研修に先立ち、7月2日から14日まで、毎日放課後に英語のジェレミー先生や池田先生、大阪市立大学の阿久澤先生から英会話とフィリピンの歴史や文化などについて集中的なレッスンを受けることになっています。
生徒たちが大きな試練と経験を経て、どのように成長していくのか楽しみです。
ファイティン!