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『フィリピン支援Forumに参加』

2014年2月9日(日)、池田と高等部1年李庚鎬くんが、京都大学生協会館で開催された『(NPO法人ACCESS)25周年記念フォーラム』に参加してきました!
アクセスは、正式名称『特定非営利活動法人ACCESS -共生社会をめざす地球市民の会(Aspiring Citizens for Community Empowerment with sunny smile, Inc.)』。

「貧困のない平和なアジアを創りたい!」という思いから始まったアクセス。
その25年間を振り返り、ACCESSとともに“一歩踏み出した(One Step Forward)”人々からヒントをもらう、というコンセプトが今回のフォーラム。

昨年度、英語科のジェレミー先生とともに、KISフィリピン研修を引率した池田と、今年度、KISフィリピン研修に興味を示した李庚鎬くんが参加。
本当は、嚴副校長先生とジェレミー先生も参加する予定だったのですが、急な用事で来られず、少しさみしい2名で参加!
しかし、二人ともやる気満々です!
NPO法人アクセス/ACCESS(https://www.page.sannet.ne.jp/acce//TEL/:075-643-7232)は、京都市伏見区深草に拠点を置き、30年近くフィリピンの支援に尽力してきた“老舗”ボランティア団体です。
始まりは、先日嚴副校長先生の肝入りで、KIS全校生徒が参加したOne World Festival。
池田が、海外研修の情報を求めブースを巡回取材した時から始まります。

きめ細やかな説明と熱意、それが当日の第一印象。その後、電話でいろいろ教えを請うたのですが、老舗にもかかわらず、小さな学校KISに全然威張ることなくひたすら謙虚に、そして惜しみなく情報を提供してくれたんです。

得てして、“いいことをやってる人々”には、多少なりとも独善的な部分があって然り、という池田の先入観を見事に打ち破ってくれたのです(!!)。
アクセスは、京都市社会福祉協議会より表彰されたり!、NPOと企業の優れたパートナーシップ事例(協働事例)を表彰するパートナーシップ大賞を受賞したり!、また、京都新聞や龍谷大学の学内新聞、国立民族学博物館の機関紙に、その活動が掲載されたり!、と、その活動には、定評があります。

フォーラムは、予約段階で定員オーバーとのことで、立ち見と聞いてビビっていたのですが、当日は座ることができ、池田と李庚鎬くんも取り敢えずホッ*´ω`*)

内容は…;

フィリピンの首都・マニラでも最大規模のゴミ捨て場周辺スラム:スモーキーマウンテン住民だったジェーン=モラロスさんのお話し。スカイプliveで、彼女の視点から貧困の現実、
また貧困から抜け出すための一歩について。
続いて、アクセス事務局長:野田沙良氏による「子どもの教育・女性の仕事と、エンパワメント」について。非常にわかりやすくテキパキ語られ、同時に、事務局スタッフの福田氏によるムービー&プレゼンテーション:「アクセスの10年後のビジョンについて」が進行します。
その後は、「アクセスに“スイッチ”を入れられた人々」として、アクセスから刺激を受け、アクセス内外で社会を変えるため行動するようになった3人をパネラーに迎え、それぞれの活動の原動力に迫ります。
河西実氏(NPO法人フェア・プラス事務局長)と杉山遼氏 (NPO法人アクセス・スモーキーマウンテン支援チーム代表)と先出の野田氏、3人によるパネルディスカッション。
あっと言う間の、3時間でした!
印象に残ったのは、≪ひとりよがりにならないためにも、毎週何時間もディスカッションしています!≫、≪目の前のことも大切ですが中長期の視点が大事!≫、≪“私が問題を解決する”のでは「なく」、あくまで現地の人々が・当事者が解決、延いては、その解決の必要性の気づき…が大切」というフレーズ。。。
KISに必要なスピリット、ですね!?
帰りに食べた、クレープとたい焼きect、程よい疲れと寒さに、、、絶品でしたね、李庚鎬くん´∀`)

※写真①:フォーラム参加時途中立ち寄った本能寺の前でパチリ(“本能寺の変”の場
所から移転)/写真②:前回フォーラムの様子

UNESCOクラブ担当/昨年度フィリピン研修引率
池 田  大 介