第42回関西学生サッカー選手権の関西大学と大阪体育大学の決勝戦が、6月1日(土)、大阪・長居スタジアムで行われ、KIS生徒や教職員8名は試合前やハーフタイム中の関西大学のベンチ裏を「観戦」させていただきました。
この間、関西大学サッカー部とは、KISの「哲学カフェ」への大学生らの参加や関大サッカー部の練習への参加させていただくなどの相互交流を行なってきました。
この日は、KISで今年から実施されている「リーダーシップ学」の授業の「番外編」として、関大の島岡監督をはじめ関係者の方々のご厚意により、試合に臨む際の監督やコーチ―の指示や選手たちの表情など緊迫した雰囲気や現場での選手の熱気や集中力を体感しました。
指示のあり方や監督とコーチの役割や言動などすべてのことがらに意識された「意味」があることを印象付けるベンチ裏でした。
試合自体は関大が3対1で大体大を下し昨年に続き大会2連覇を成し遂げました。
生徒と教職員たちは、“KIS恒例”振り返りの時間を後日持ち、この試合で何を感じ、学んだかについて昼食時間を活用してミーティングを行ないました。
高等部1年の李庚鎬君は、「勉強になった点は、廣田先生から教わった、試合中の“表”と“裏”の偏りのないプレーでした。
ボールを持った選手に対して、周りが“救いの道”があいているということを気づかせてあげる。
というプレーを多く見ました。
これは、集団で何かをする。
つまり、生きるという事において非常に大事だと思いました。
学校生活においても人間関係という点で、参考になりました」と感想を述べました。
こうした貴重な機会を与えていただいた関西大サッカー部の関係者の皆様に心より感謝致します。