寄宿舎自主企画、今井紀明さんの講演会を開催

KIS寄宿舎の初の生徒自主企画として、「<ダイアローグ> 今井紀明が語る~イラクからD×P、そして未来へ」が、寮生を含む25名が参加する中、1月13日(日)にKIS寄宿舎食堂で行われました。

今井さんは、2004年の高校3年生の時にイラク医療支援を目的として市民団体を立ち上げ、代表を務めてイラクに渡航。
その時にイラクの武装勢力の人質となり「イラク人質事件」の当事者となりました。
釈放後、日本世論から「自己責任」論に基づく批判とパッシングを受け、4~5年間は無気力な日々を送りました。
立命館アジア太平洋大学へ入学後は、ザンビアにわたり学校建設のプロイジェクトにも参加しました。
卒業後は大阪の専門商社に勤務し、現在は定時制高校に通う高校生などを中心にキャリヤ教育を進めるNPOであるD×Pの共同代表として活躍しています。

講演会の最初に、寮長の高等部1年生の祖母井世和君が主催者を代表してあいさつした後、今井さんが話題提供として45分ほどパワーポイントを使いながらお話されました。
「イラク人質事件」の生々しい経緯とその後、NPO活動の内容や問題意識を語った後、若い世代に伝えたいこととして①参加すること、②失敗を恐れないこと、③今からチャレンジすることなど、の大切さについてメッセージを伝えました。

その後、寮生の高等部1年の田浦佳祐君と朴雅順君が話題提供の内容を深める形でインタビューを行いました。
「イラク人質事件を、「今から」振り返ってどのように思いますか」、「若者支援のNPO活動で、学校に対してはどのような働きかけをしていますか」「将来の夢は何ですか」など少し緊張しながらでしたが、しっかりと役割を果たしました。
寮生や一般参加の大人たちからの質疑も途切れることなく、小さな食堂の空間には不思議な「一体感」が醸し出されました。
これも今井さんの「圧倒的」な経験と未来に向けた熱い想い、そして寮生の自主的な取り組みの相乗効果が作りだしたものであったようです。
KIS寄宿舎の自主企画は、これからも続きます。



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