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米国の小説を題材に英語のオリジナル映画を制作

高等部の英語特級クラスでは、今年度後期に米国のS・E・ヒントンが1960年代を舞台に描いた小説「The Outsiders(アウトサイダー)」を精読しました。
同書は作者の実際の幼少期の体験談をもとに、少年同士の対立・葛藤を描いた内容でした。

生徒たちは読み進むうちに、本の世界のストーリーに感動し、自分たちでもこの本をテーマにして英語のオリジナル映画を作りたいと思い立ち、数か月間をかけてシナリオ作成から撮影・編集まで担当・準備しました。
監督/編集は高等部3年の朴苑善さんと黄順雅さん。
映画は、もちろん全員高等部の生徒による出演で、約30分の大作(?)となりました。

1月30日(金)に行なわれた試写会には高等部の生徒や英語の指導を行なった英語教員たちも参加し、英語のみの会話力と迫真の演技力(?)、その卓越したストーリー性に会場は時おり大きな歓声と拍手に包まれました。
KISの本を執筆している(3月下旬に発刊予定)大阪大学の脇阪紀行先生(元朝日新聞論説委員)も試写会に参加してくださり、「なかなか良くできているし英語も達者。
自分たちだけで作ったのは大したもの」と感想を語りました。
映画制作に関わったすべての皆さま、本当にお疲れ様でした。