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ハワイ東海カレッジの学長先生KISへ訪問!

 2月18日(月)、ハワイから日本に一時帰国されていた、Hawaii Tokai International College(HTIC)学長:吉川直人先生が、先日、欧米(主にアメリカ)の大学の留学ガイダンスにご来校下さった中村先生とともに、来KIS!
『グローバルシチズンになるためには』と題し、約1時間、ご講演下さいました。

日本語・英語バイリンガルのスライドを用いたお話は、示唆に富み、サインアップの上、参加した25名(+檀野由佳さんのお父さん・お母さん、校長先生・教頭先生・ジョン先生・ジェレミー先生・明佳先生も!)、生徒一人ひとりに思考を呼び起こすテーマで、加えて、吉川先生の世界約40ヶ国滞在・訪問経験からくる体験談(なんと!マザー・テレサにも会ってお話しをされたことも!)や具体的な譬え話により、4名の参加を得た中等部1年生達(野村透生くん・佐藤芙優子さん・安原亜海砂さん・呉昇樹くん)にも、ストンと得心できるお話でした。

印象的だったのは、参加生徒25名中12名が、お話のポイントポイントを膝の上で・机の上でメモを取りながら、聴いている姿でした。
KISでは、多くの知識人が来校してくれます。
その最たるものがLA(リベラル・アーツ)。しかし、それを当たり前と思ってしまっては、きっと、必ず、学問的にも独善に陥ってしまいます。

ある高等部1年男子河光希くんは…;
「その時の出会いは、その時にしか得られない!」・「僕は、(HTIC吉川学長先生が下さる)今日というチャンスを逃しませんよ!」
特に、前者の発言は、吉川学長先生の“ことば”、『Battle Prejudice』を想起させます。
『Prejudice』 という単語は、『pre』、つまり「前もった」、そして『judice』、つまり「judge」、つまり「判断」、という構成で成り立っている語。全体として、『偏見』や『先入観』という意味になります。
単純なことではありますが、“前もった判断”なし、で、人と接すること、その難しさよ…

しかし、吉川学長先生は、おっしゃいました。
このことができたら、国家レベル、全球レベルへつながる、個人レベルのグローバル(化)は可能なり、“グローバルシチズン”にもつながる、と。

さあ、また一つ、まさに“つながり”ができました。KIS/KIS生とHTICと。KIS/KIS生と吉川直人学長先生と。
けれども、「つながる」だけではダメ!そこから始まる『自分との“Battle”』も、お忘れなく…!
最後は、高等部2年生で、つい先日、UNESCO部の活動の報告プレゼン(朴苑善さん・姜瑜羅さん、お疲れ様でした!)を統括し成功に導いた姜瑜珍さんが、お礼のスピーチを行いました。
吉川先生、そして、中村先生、ありがとうございましたm(_ _)m

池田大介(副校長)