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フィジー留学プログラム

フィジー留学プログラム

KIS・コリア国際学園では、未来の「越境人」としてのスタートをサポートするため、 様々な国際交流プログラムを用意しています

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フィジー共和国は、南太平洋のほぼ中央に位置し、四国とほぼ同じ大きさのエリアに大小330以上の島々が点在する南太平洋の中心国です。首都のスバがあるビチレブ島を大きく取り囲む珊瑚礁は天然の防波堤。息をのむ海の青さと緑の濃さ、目が会えば必ず「ブラ!(こんにちわ)」とあいさつする屈託のないフィジーの人々の笑顔。

豊かな自然と笑顔があふれるフィジーですが、歴史的に見ると独立したのは1970年であり、それまで約百年間はイギリスの植民地下におかれていました。現地の公用語は英語で、さとうきび畑の労働者として大勢のインド人が当時イギリスの植民地であった南インドからフィジーに流入するなど、歴史的にもイギリスの影響を強く受けています。

豊かな自然の中でゆったりとした時間が流れる一方で、複雑な歴史や社会矛盾を抱えながら、多文化が息づく魅力的な国・フィジー。KISのフィジー留学プログラムは、英語学習はもちろん、こうした「魅力的な国・フィジー」をまるごと学びの場とした問題解決学習、体験学習などのアクティブ・ラーニングも実施します。

フィジーのプロフィール

正式名称 フィジー共和国(Republic of the Fiji)
首都 スパ(Suva)ビチレブ島の東南部にある。西部のナンディ(Nady)には国際空港がある
面積 18,333平方メートル(四国とほぼ同じ大きさ)330以上の島々が点在する。
人口 約87万5000人。フィジー系(56.3%)、インド系(33.7%)、その他(5.1%)【2007年】
宗教 キリスト教(58%)、ヒンズー教(33.7%)、イスラム教(7.4%)【1996年】
言語 英語(公用語)。その他フィジー後、ヒンディー語などがそれぞれ民族間で使われる
気候 各月の平均気温は23~28度。南半球に位置するために季節は日本と逆になる。

KISフィジー留学の5つの特長

1・名門・サンガムSKMカレッジへの留学

fiji02 留学先は、フィジー西部地区の指折りの名門・サンガムSKMカレッジ・ナンディ校。インド系の学校で約850名の男女生徒が学んでおり、全国20を数えるサンガム校があります。「サンガム」と言えば、一般のフィジー人は誰もが知っている学校です。KISとは、2014年1月に協力協定を締結し、その後同年7月に短期留学、そして翌年2015年1月から3名のKIS生徒が1年間の本格的な留学を始めました。この留学制度は、在日本フィジー大使館及びフィジー共和国教育省の支援のもとで、日本の教育機関としては初めてフィジーの高校との協力協定であり、単位の互換性もあるなどの恵まれた教育条件を整備しています サンガムでの授業は真面目(厳しく)かつ自由でフランクな雰囲気のなか、プレゼンやグループ・ディスカッション、ピアラーニングも多く、そうした教授・学習スタイルが定着しています。一方で、授業内容をノートにしっかり書き記すことを徹底させます。

フィジーのプロフィール

留学先 サンガムSKMカレッジ・ナンディ校 実施時期 1月から12月初めまで約1年間 対象学年 中等部3年(3学期初から)から高等部1年(2学期末まで) 単位 単位の互換性あり。留学後にKISの当該学年に入る。 費用 年間約130万円(KIS納入費を除く。ホームステイ費及び航空費等を含む) その他 夏期休暇等を活用した短期留学制度あり

※2015年度実施実績

2・安心・安全/充実したサポート体制

fiji03 フィジーでは、銃器などの所持や犯罪も欧米に比較して非常に少ない。夜間の防犯意識や犯罪に巻き込まれないための心構えや対応は、当然のことながら世界共通ですが、国際的観光都市として治安も安定しており現地の政府及び日韓両大使館のサポートも受けられます。 ホームステイは留学先のサンガムSKMカレッジの教員宅で、日常生活を親身にサポートします。また、事故や病気などの緊急対応時には日本語と英語が堪能で、フィジーの生活実態に明るい日本人のGuadianが対応してくれます。さらに、病気などで日常の看病が必要な場合にもシェルターホーム制度を整備するなど、安心した留学生活を送れるように充実したサポート体制を構築しています。

3.英語力の向上に向けた有利な環境

fiji04 高い英語能力の獲得に不可欠な日常的な会話の機会が豪州、ニュージーランド、英米、カナダに比較して圧倒的に多い。それは親日・親韓意識が高く、気さくで人懐っこく、人と会話することを愛するフィジーの人々の際立つ国民性があるからです。欧米や豪州、ニュージーランドでは留学したものの、自ら能動的に働きかけないとそのまま孤独な1年を過ごすケースも少なくありません。 フィジーでは誰もがフランクに話しかけてくることで、クイーンズイングリッシュ=英会話能力の飛躍的な向上を期待できます。TVメディア、国際放送、インターネットの普及などの充実で、今日では南太平洋地域の特有のなまりは若い世代や教職員、政府関係者の中ではまったく感じることはありません。

4.多様な教育資源と多文化多言語の環境

fiji05 フィジー社会にはフィジー系、インド系、そして奴隷狩り時代のマイノリティの存在やアジア太平洋戦争における日本との歴史的な関係、多様な世界宗教の存在(キリスト教諸派、ヒンズー教、イスラム教)など平和や環境、そして多文化共生を学ぶうえで多様な社会的テーマが凝縮しています。現在フィジーには、南太平洋の中心国としてオセアニア地域の国際機関や国連機関なども集中しており、その国際性は際立っています。 各国の大使館や観光関連の現地駐在員、JICA(国際協力事業団)、青年海外協力隊、日韓中からのODA現場が多数存在し、リアルな国際舞台を目の当たりにすることもできます。国の規模が小さいことから、逆により身近に、そして顔の見える連携・協力関係を実感できるのです。オセアニア州15カ国・地域が共同で運営するUSP(南太平洋大学)は、同地域の知と教育、文化、芸術を集積し、リードしてゆく大きな役割を担っています。 このようにフィジーにはKISの建学精神や教育理念を教育課題として生かすことができる多様な教育資源とプログラムが存在しているのです。また多文化多言語社会での1年間の経験は、国際社会では当たり前の言語環境、つまり多くの言語が飛び交い共通語は英語であるという環境を自然なかたちで経験することになります。こうした経験を通じて、将来海外で活躍するための適応力が育まれます。そして、これは欧米や豪州、ニュージーランド、カナダ留学との大きな違いであるといえます。