京都造形芸術大学との『連携授業』、今年度も開始!

2013年4月16日(火)、放課後、ブラックのVolksWagen GolfがKISに駐車されました。

KIS生にはお馴染みの、京都造形芸術大学の石山潤先生がいらっしゃったのです!
2013新年度の新高等部2年生のための、第1回「高校-大学連携授業」を行うためです。
京都造形芸術大学(理事長:徳山詳直先生)とKISは、2011年6月20日、連携協定を締結、相互の教育活動の活性化のために、教員及び職員の相互訪問・大学教員による学園への出張講義・教育に関する情報交換と交流・学園在校生による大学訪問、そして、特別指定校入試の実施 を行っております。

この特別指定校入試に係る『連携授業』、昨年度から始まったのですが、修了した学生は、今では高等部3年生となった中川侍武君と都愛珉さんの二名。
彼らは、石山先生によるArtに関する講義を、昨年度一年間受け、パーソナルポートフォリオ(活動の諸記録を一箇所に集約したもの。
自己の足跡の振り返りを容易にし、変化、達成・未達成が一目瞭然となるツール・方法論。一定期間を通じての作品集とも言える)も無事提出し、大学教授との面接を経て、二人は、京都造形芸術大学への『特別指定校入試』の受験資格を獲得しました。

大学全入時代を迎え、大学が入学者確保のため高校におもねる歪な関係が世の風潮。
大学側は、「だれでもいいから入学して」とばかりに“大安売り”を実施するか“倒産”するかの二者択一を迫られているとも言えます。
しかし、京都造形芸術大学は、『芸術立国』のスローガンを高らかに掲げ、こういう時代だからこそ逆に、社会に対して積極的に自分達のメッセージを発信、その高邁な精神を使命と課す、稀有な大学なのです。

その精神は、KISに対しても一貫しています。
一年間という長い時間をかけ、手間暇かけ、わざわざ京都からKISへ来て下さるのです。しかも、たった数名の為に…。
本年度、第一回の説明会・オリエンテーションに、希望し参加した高等部2年生は、4名。黄勝雅さん、趙梨紗さん、朴雅順君、邊廣烈君の4名。
それにしても、石山先生の熟練の講義・プレゼンは、時間を忘れ熱中・没頭させてくれます。

(僭越ながら…)そのスキルの高度さは言うまでもなく、グイグイ引き込まれる先生のお話の内容。
『芸術は技術だけではなく人とひとをつなぐためのもの』、『キーワードは、共有〜“共感”』『発信し、その内容が人に知れることにより(“共有”)、そこに共感が生まれるならば、(例えば、)テロが地球上からなくなる可能性もある。それが芸術が持つ可能性』
『一年間、この、京都造形芸術大学とKISの連携授業を受けて、わたしの/僕の進学すべき大学は、京都造形芸術大学では「ない」という選択も含めた選択をしてほしい』

この許容力の広さ・大きさよ!学生を信じ、寄り添おうとされる謙虚な姿勢。そして、専門的な話を、具体的な話の内容(例えば、ドラえもんやピカチューの話や、Wiiやプレステ3の開発秘話まで!)で、理解という域にまで到達させるその工夫という創造性。
入試制度の説明に終始しない、言わば、大きくもメインタイトルとして:『人生の選択』、サブタイトルとして:「京都造形芸術大学連携授業オリエンテーション」という、一粒で二度美味しい的複層構造、その導き。

京都造形芸術大学を志望する生徒「だけでなく」、越境人養成を使命とするKISの学生「全員」に聞いてもらいたかったなあ…が正直な感想でした!

『石山先生、本年度も、どうぞよろしくお願いします!』

池田大介(進路指導部長/副校長)

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