特別授業「国境の越え方を考える」を開催

現在、日韓関係は独島/竹島の領土問題をめぐって深刻な対立関係に陥っています。
「境界をまたぐ越境人」(建学の精神)として、そうした対立関係がある中にどのように分け入り、平和を創っていくことができるのかについて考える機会とするため、11月22日の5・6・7限目に、高等部生徒を対象にした特別授業「国境の越え方を考える~独島/竹島問題をめぐって」が行われました。

英語科のジェレミー先生の司会進行で始まった特別授業の冒頭、池田先生は「KISは今年からユネスコスクールに加盟した。
ユネスコスクールは、平和や環境など地球規模の課題が争点化する中で『持続可能な社会』の実現に向かって努力する学校のことだ。
領土問題はとても敏感な問題だが、ユネスコスクールであるKISがこの問題を避けることはできない。
まず双方の政府の主張に耳を傾け、その上で論議と対話を尽くしていく姿勢こそが大切だと思う」と語りました。
嚴校長もまた、「越境人を掲げるKISの皆さんもこの問題の解決に向けて、どのように考えていくべきなのか。
主体的に向き合っていくことが重要だ」と生徒たちに語りかけました。

その後、嚴敞俊校長と社会科の池田大介先生が、それぞれ韓国政府と日本政府の見解についてプレゼンテーションしました。
池田先生は、「竹島問題を理解するための10のポイント」と題して、日本外務省のホームページの見解に沿って解説しました。
嚴校長は、「独島はどちらのもの?韓国政府の論理」と題して、「独島は歴史的・地理的・国際法的に韓国固有の領土である」との韓国政府の立場を展開しました。
双方45分ほどのプレゼンの後、二人の真剣なセッションが行われました。

生徒たちは、双方の政府の立場に立った二人の「大人」の真剣かつ誠実な論議姿勢に引き込まれるかのように、一生懸命に耳を傾けていました。
今回の特別授業を受けて、次回の哲学カフェ(11月28日)において国同士の葛藤や対立を緩和し、平和を創造していくためにどうすればよいのか、などについて論議を継続していきます。



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