12月1日、日本のパントマイムを代表する清水きよしさんがKISを訪づれました。
パントマイムという言葉を聞き、最初に思い浮かべるのは「見えない壁」の手振りではないかと思いますが、今回KIS生徒は「ストーリーのあるパントマイム」を見ることができました。
しかも、25年以上という長い時間共に活動を続けていらっしゃる上野善巳さんのフルート演奏付きです。
パントマイムの題目は、ペンキ屋・ひまわり・凧揚げ。
生徒たちにとっては身近な存在ではない題目でしたが、パントマイムを見ながら、ペンキ屋の仕事を知り、ペンキの匂いを感じたのではないでしょうか。
凧揚げも、凧を揚げるために一生懸命走る、ひたすら走る。
けれども何度も失敗し、やっと成功したと思ったら、糸が切れて凧が流れ飛んでいくという儚さ。
凧揚げを経験したことがないであろう生徒たちは不思議な眼差しをもってパントマイムに見入っていました。
パントマイム鑑賞後は、生徒たちも身体を動かし、普段は気づかない身体の不思議をたくさん学べました。
初めて見たという生徒も多い中、短時間の体験でしたが、パントマイムの魅力に一気に取りつかれたようでした。
KIS生徒のためにはるばる東京から来ていただいた清水きよしさん、上野善巳さん、そして、関本音楽事務所の関本みな子さんに感謝です。