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第3回UNESCO準備セミナー に参加

日常からの脱却、“脱KISルール”へ!?

2013年8月17・18日。再び、大阪府立大学・なんばI-siteサテライト・キャンパスへ。

『アジア・太平洋地域高校生ESDフォーラム』の準備セミナーです。
10ヶ国の代表が大阪・堺に集まってくるのです。昨年度は、アジア三ヶ国だったので、一気に数が増えました!
今日は、大阪だけでなく、他の近畿圏の高校も。
もちろん、来年UNESCO School世界大会が開催される岡山県からも全加盟校が集結。
しかも、今回は、北海道、福島、千葉、愛知、山口、福岡からも、ディスカッション・グループへの参加もありました。

しかもしかも、今回は、元UNESCOアジア教育局次長・元国際基督教大学(いわゆるICUですね!)教授の千葉杲弘先生(現在フランス在住・二日前に帰国来日!)も特別講師として参加下さり、「夢が導いてくれた人生」と題し、講演下さいました*´∀`*)
いつもと違う空気が、期待感を増大させ、新しい“風”と、なります!その静かなる熱気の中、生徒が、先生方が、大会議室二つ分ブチ抜きの会場に、ビッシリ集います。元気なアイコンタクト挨拶から始まる準備セミナーは、みるみる活気に溢れ、非日常の、言わば“お祭り心理”とでも言いましょうか、日常のほんわか楽ちん行動様式とは一線を画された、ある種の高揚感シェア状態。

普段、世間から隔絶された環境で学ぶKISでは、得てして、特定の共同体ルールでのみ、動くケースがままあります。
それは、如何な環境でも起きがちとも言えますが、KISは特にその傾向が強いような気がします。過度の自己肯定感/観は、“自”を意識するあまり、内向き思考となり、結果、無用で不要の排“他”を生む…
普段の(KISにおける)居心地の良さは、学問を安定的に進めていくには、理想の環境だと思います。
しかし、それが、当たり前となり日常となれば、“(他の)風”を吹き入れるための窓を開けるのもついつい忘れ、閉塞感に気づくことなく、ぬるま湯状態。
「だからこそ!!!」定期的に、風に吹かれに来ないとねヽ(´ー`)ノ

幸いかな、UNESCO倶楽部チームKISの面々、よ!
準備セミナーは、特に、“(他の)風~かぜ~”に出会える場所。“日常的な風”は、確かに心地よく、“帰ってくる場所”でもあるでしょう。
けれど、“他”と『「出」会う』ためには、まず、自分のなわばりから『出』ないと『会う』こともかなわず…
『風に出会う場所と時間』…。それが、UNESCO準備セミナー!
今回、韓国へ帰省中の髙2沈くんの名代となった高1の翔宇くん。
偉大な先輩の代わりで、緊張の面持ち(笑)!?彼は、きっと、“風”を感じてくれたことでしょう*´∀`*)
この準備セミナーは、毎回毎回、KIS校内報告・プレゼン会を行います!
皆さん、奮って参加して下さいね!待・っ・て・ま・す´・_・`)

副校長・UNESCO倶楽部顧問:池田 大介