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土曜学校ー卒業生&関西TVによる授業を開催

今年から隔週で実施されている土曜学校が5月31日に行なわれ、第3期卒業生で関西大学政策創造学部3回生の宋順花さんと関西テレビ放送のディレクターの豊島学恵さんが、授業を行ないました。
KIS土曜学校は教科外の教育活動として、生徒たちは自由参加形態ですが、ほぼ全員が参加します。

この日、卒業生の宋順花さんは、KISでの学園生活や大学に入学後にKIS時代を振り返って感じたことなどについて、素直に語りました。
「だった5人のクラスであったけれど、ぶつかり、ケンカもした。
ぶつかり合いことは悪い事ではなく、双方の理解が深まるためには必要であることも学んだ」「KISのクラスメートは、卒業後に特別な友だちになる」と
後輩たちに語りかけました。

また「KISの英語授業はプレゼンやディスカッションも多いが、大学での英語授業とよく似ている。
大学の英語授業の教材がKISと同じで驚いた」と振り返りました。
後輩からの質問事項についても、宋さんは丁寧に応えました。
多くの卒業生たちが、KISでの学びの方法は大学での授業にスムーズに入っていけるための準備段階でもあるようだ、と感想を語ることも多いようです。

この日はプログラム内容が盛りだくさんの日。
その後昨年1月に放映されたKISをテーマにしたドキュメンタリー「境界を越える道ーコリア国際学園の挑戦」のディレクターの豊島学恵さんが、「ドキュメンタリー番組の制作について」と題して授業を行ないました。
同ドキュメンタリーを全員で振り返る中、豊島さんは「作り手は何を伝えたいと思って作ったのか」「他にはどんな編集方針があったと思うか」と生徒たちに問いかけました。
「伝える」とは「大事なことは何かを要約することだ」と語った豊島さんの言葉は、生徒たちの胸に響いたようでした。
さまざまな出会いと交流を求めて、これからも土曜学校は続きます。