2013年12月13日、14日の両日に、韓国・釜山で開催された「2013海外同胞民族文化教育の発展と連帯のための釜山国際シンポジウム~東北アジア在外コリアン過去・現在・未来のための分かち合い」に、KISから高等部2年の姜瑜羅さんと趙梨紗さんがパネリストとして参加しました。
「振り返り見つめる在日コリアンの生き様」をテーマにしたセッションでは、1部の世代別ワークショップと2部のシンポジウムにパネリストとして参加しました。
シンポジウムは10代から60代までの在日コリアンが自らの人生について語りあいました。
姜瑜羅さんは、「韓国」「在日」「日本」にそれぞれ属することが自分の未来を制限するような生き方ではなく、逆に自分の夢の実現に向けた翼になってくれるような生き方をしたい、と語りました。
趙梨紗さんは、西洋から出発したファッションの世界に「在日」である自分の感性を付け加えることで自らの個性を発揮したい、と語りました。
在日コリアンである存在を、むしろ肯定的に生かしながら自分の人生を切り拓いていこうとする2人の姿は、とても頼もしく感じました。