道を歩く。自分の脚で。
道を歩く。生きる道を見つける。
最高の天気です。
11月16日(土)朝の8時40分、全校生徒が竜王山頂を目指して学校を出発。
竜王山は大阪・茨木市北部に位置する標高510メートルの山で、学校から往復およそ30キロ。
先頭は高1、最後尾が中3、道案内人はいつも竜王山に登るという船越先生に務めていただきました。
普段あまり歩かない生徒には多少の負担を感じる距離です。
なんとか歩けて、達成感を感じてくれたらいいな。友達と一緒だから、まあ大丈夫でしょうと。
晩秋の山道を歩きます。柿の木、栗の木、ゆずの木、竹林と棚田。そして、紅葉に染まった山。
西国街道、紫金山古墳、隠れキリシタンと歴史も豊かです。「山で行き交う時はみなさん挨拶してるね」、工事現場を通る時は「本当にこんな山中に高速道路ができるの?」といろいろな発見がありました。
12時30分、先頭の高1が山頂に到着。展望台に上ると、大阪府下が一望できます。
次々と後発が到着。道に迷った組もあって、全員集まったのは1時20分でした。
お弁当をいただいて、2時前に下山を開始。日があるうちに帰りたいのですが、疲労も累積してくると。
もううす暗くなった5時30分頃、全員無事、学校に帰ることができました。
文句一つなく、我慢して歩き続けた中1の生徒は到着するや、その場で倒れてしまいました。
脚は痛いけれど、顔には満足した笑みがありました。「やったね。お疲れ様」。
なんだか誇らしく見えました。
来年も続けたいのですが、みんなの感想はどうだろう。