“サッカーと対話”を通して、世代や職種、国籍などを越えて人の交流を深め、多文化共生の地域づくりに貢献することを目的に、7月6日(土)・7日(日)、「心のままに感じよう!24時間サッカー&チャリティーオークション」を開催しました。
当日同イベントには300名を越える人々が参加し、盛況のうちに終えることができました。主催はKISと関西大学サッカー部とNPO法人レーヴェン。
1日目の午前10時に、関大サッカー部のメンバーを中心にKISの小運動場でサッカーが開始されました。
午後1時のキックオフセレモニーでは、関大サッカー部の都並優太キャプテン、KIS高等部2年の姜瑜羅さん、KISサッカー部キャプテンの朴悠稀君が、それぞれ日本語、韓国語、英語で下記の宣誓文を読み上げました。
サッカーや対話を楽しむことに加えて、「いかなる差別も認めないことを宣言」し、多文化共生社会の実現に寄与することを謳った宣言文の朗読は、今回のイベントの主旨を表現しており、実に感動的でした。
宣言文
この度は「心のままに感じよう、24時間サッカー&チャリティーオークション」にみなさんとともに参加し、開催できることを心より感謝します。
このイベントを通じて、ここにいる私たちが立場や世代など様々な壁を越えて、つながり合い、感じ合うことにより、人と人との間を大切にできる、そんな温かい一日となることを期待します。
このイベントが少しでも、よりよい個人、よりよい集団へ、そしてより良い世の中へと変わる一つの機会となることを心より願います。
サッカーをはじめ多様な形で関係を持てる、この素晴らしい場所と美しい24時間を是非みなさんと一緒に楽しみましょう。
私たちは、人種、宗教、セクシャルマイノリティー、もしくはその他のいかなる理由による差別も認めないことを宣言します。
私たちはサッカーの力を使って社会からあらゆる差別をなくすとともに、多文化共生社会の実現に貢献します。
この目標に向かって突き進むことを誓い、そしてみなさまも私たちとともに闘ってくださるようお願いいたします。
キックオフセレモニーには、特別ゲストとしてミュージシャンのナオト・インティライミさんもサプライズ参加。池田副校長と英語科のジェレミー先生がこの日誕生日であったこともあり、3人のリレーパス・シュートのイベントもあり会場は大盛り上がり。
その後、地元の豊川FCの子どもたち約20名も参加し、関大生やその他の参加者も交え、熱戦が繰り広げられました。サッカーは1月から6月生まれチームと7月から12月生まれチームに分かれ、文字通り多様なチーム構成。和気あいあいかつ真剣にサッカーの試合が続きます。