4月22日午後、全校生参加の下、「春の特別公演」が持たれました。
今回の企画も去年春の音楽会と12月のパントマイム公演に続き、
東京の関本音楽事務所のご提供で、落語と曲独楽(きょくごま)を堪能することができました。
まず、やなぎ南玉さんによる曲独楽。
南玉さんは曲独楽の技術は当然のこと、笑いを誘う技術も漫才師に劣らない印象でした。
扇子の上に独楽を載せ、ハラハラ動かしたり、手に汗を握る数々の妙技を見せてくれました。
小指を使って遠心力で独楽を回す技術は、単純に見えるけれども、丸一年かかったそうです。
「毎日毎日、来る日も来る日も練習しました。
勉強も同じですね?」と励ます言葉もうれしかったです。
続いて、八光亭春輔さんによる本格江戸落語「粗忽長屋」です。
前座から面白いトークでしたが、いつの間にか噺は本題に入りました。
内容といい、あの迫力といい、テレビとは全然違うご披露でした。
落語の同時通訳はさすがに難しかったのですが、
姉妹校のソウル・国科人学校の訪日研修団の生徒にとっても
江戸時代の日本文化を垣間見られる良い機会になれたかなと思います。
最後に、関本音楽事務所ですが、いつもお世話になっており、深く感謝申し上げます。