11月13日(土)、KISグラウンドと豊川青少年センター体育館を利用して、第1回豊川フットサル大会「道祖本カップ」が開催され、KIS生徒や大阪大学にかよう留学生や地域の日本人ら約100名が参加する国際色豊かな取り組みとなりました。
今回の取り組みは、多文化共生の地域づくりを目指して、KISと地域の日本人諸団体、大阪イスラム文化センターとの交流の積み重ねの一環として開催されました。
この日参加した12チームはKISからの2チームに加えて、バングラディシュ、マレーシア、インドネシア、エジプト、地元の茨木市職員、豊川FC、豊川小学校教員など、国際色も豊かで、年代も職種も多様なチームが参加しました。
試合はトーナメント形式で行われ、真剣な雰囲気の中にも温かい歓声や声援が飛ぶ中で熱戦が繰り広げられました。
決勝戦はKISと大阪大学の留学生で構成されるインドネシアチームの激突となり、KISチームが6対1で見事優勝しました。
受験勉強の合間に参加した高等部3年の鄭康烈君は「こうした交流の取り組みも良いものだ。
試合は真剣モードで楽しかった」、大阪大学3年生でマレーシア出身のアブリラ・サニーさんも「みんな、本気で楽しかった」と話しました。
試合終了後には、地域の高齢者の方々も参加する中、KIS校内で準備してくださった料理や各国参加者が持ち寄った料理を食べながら、交流と親睦を深めました。
KISの生徒たちにとっても、国籍や民族や文化や宗教、また職種や年代などが異なる多様な人々と自然に交流する機会につながり、コミュニケーション力を育む貴重な学習機会になりました。
参加、協力してくださったすべての方々に感謝します。