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講演「在日コリアンの起業家精神と私の歩み」開催

1月19日、IB準備講座の一環として実施している「私の歩んできた道」連続特別講演の第4回講演が大阪偕星学園高校、太田明弘理事長を講師に迎えて行われました。

去年の夏の甲子園で大阪代表として出場して一躍有名になった大阪偕星学園高校は、スポーツはもちろんのこと、進学面でも着実に成果を出し、大阪を代表する名門校へと成長しつつあります。
また太田理事長は、塾生2万5千人を擁する開成教育セミナーなど学習塾グループの経営者でもあります。済州島を故郷にもつ在日韓国人2世として本校への愛情も厚く、後援会副会長を担っていただいています。

民族意識に目覚めた立命館大学時代、戦後梅田の闇市場で働いた父親への回想、3K産業に従事するしかなかった1世の根性と献身性、そして、親交のあった有名な在日企業家の裏話にも触れながら、今を生きる若者として、どう生きるかを熱く熱く問いかけていただきました。

格差社会の進行に注意を喚起し、それに負けない生き方をすること、早くからアントレプレナーシップ(起業家精神)を意識することを力説しました。
本校建学の精神「越境人」にも触れ、「ソフトバンクの孫正義さんは高校時代に渡米した越境人。孫さんのような人材が生まれるなら、きょう、ここに来た甲斐がある」と強調しました。

太田理事長は、ご自身の夢を聞く質問に対して三つあるとして、会社を東証一部に上場すること、大学を創ること、社会奉仕活動を続けることを挙げてくださいました。
また、これまで在日社会、日本社会の礎えを築いてこられた1世・2世への感謝と自覚をもち、個として自立し、日本社会や世界に貢献する一人ひとりになってほしい、と激励しました。
時々笑いも出るなど、和やかに進んだ講演会でしたが、その熱い問いかけを誰もが心に刻んだ2時間でした。

「ありがとうございました。第二、第三の孫正義さんが生まれること、間違いないでしょう」