特別授業 ジャーナリストの石丸次郎さんを招いて

9月9日(木)に中国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との国境沿いの取材を長年つづけているジャーナリストの石丸次郎さん(アジアプレス・インターナショナル大阪事務所代表)を招いた特別授業が全校生徒を対象に開催されました。

石丸さんは新聞社やテレビ局に属さない独立系の記者として、中朝国境を舞台に北朝鮮から脱出した、いわゆる「脱北者」問題の現場取材の第一人者。
授業は「脱北者」取材や北朝鮮人道(食糧)支援活動の経験などについて、具体的な写真やビデオを紹介しながらの授業展開でした。

石丸さんは「国際紛争や事故の現場には、誰もが行くことはできない。
誰かが、その目となり耳となり、事実を正確に記録し、人にその情報を届けることが必要になる。
記者は事実が分からない暗闇に光を照らすことが仕事だ」と、ジャーナリストの使命について生徒たちに語りかけました。

授業後、生徒たちからは「脱北者の方々の取材の中で、心に印象深く残った言葉は何か」「南北コリアの統一が朝鮮半島の問題の解決策だと思うが、統一問題についてどのような考えを持っているか」という質問が出されました。

石丸さんは「ある脱北者の方が真剣な顔で『ちゃんと事実を伝えなさい』と言った言葉と姿は忘れられない」「北朝鮮の改革・開放と民主化が進む過程で統一されるのが一番望ましいと思うが、なかなか難しい」「朝鮮半島の問題は深刻な問題も多いが、一方でこれまで韓国や北朝鮮のさまざまな人々との出会いは興味深く、なにより楽しかった」と応えました。

生徒たちはジャーナリストとして朝鮮半島、東アジアなどに向き合ってこられた石丸さんの授業に大きな刺激を受けたようでした。



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