第4期卒業生インタビュー
「言語は気合い!」と思うようになりました。
金 蓮 姫
大阪大学/外国語学部
KIS での新しい言語の習得は、私にとって革命的でした。高等部1年の春休みに約3週間の韓国研修に行きました。現地の高校に放り込まれて同世代の友達がたくさんでき、彼らとコミュニケーションをとりながら“言語は気合い!”と思うようになりました。壁をひょいっと乗り越えた感覚です。
後輩たちには、できるだけ多くの知識を身につけ、他者の価値観を知ってほしい。周りの大人や先生の言うことが、常に正しいとは限りません。疑ってください(笑)。自分の頭で考えることがとても重要です。
学ぶことから楽しさを見つけるのは生徒の仕事だ
朴 苑 眞
同志社大学/グローバル・コミュニケーション学部
KIS でのいろんな取り組みに積極的に参加して欲しい。部活動や学生会活動、韓国研修やフィリピン研修、その他ボランティア活動などの体験から得られるものは貴重だし、一生の宝物になる。
それと、やっぱり学校の授業が一番大切です。45 分の授業から自分は何を学ぶのか。授業は先生が行いますが、学ぶことから楽しさを見つけるのは生徒の仕事だということもKIS で学んだことのひとつです。限られた時間を有効に使い、一つの授業からたくさんの疑問を持ち、どんどん吸収していってもらいたいですね。
KISでの成功と失敗の経験が、将来に向けた僕の武器だ
金 俊
立命館アジア太平洋大学(APU)/国際経営学部
KIS 入学後の6 年間は、創造とトライの日々でした。学校の施設環境がまだ整っていない点もあり、ある面では他校を嫉妬したものです。
でもそういうネガティブ発想をしても仕方がなく、口を開けて待っているより自分から「行動」すればいいと思い、「無から有」へ、創造する努力をやってきたのかな。
KIS での成功と失敗の経験が、将来に向けた僕の武器だと思います。APU には世界80 ヶ国からの学生が集まるので、将来「世界」と戦う仲間を集めたい。
海外研修を終えるたびに自分自身が成長しているのを実感できる
姜 瑜 珍
(韓国)高麗大学/社会学科
KIS での海外研修の経験は、私の視野を広げ、学びたいという意欲を向上させてくれました。特別授業や研修の一つひとつは内容が濃く、研修を終えるたびに自分自身が少しずつ成長しているのを実感できます。勉強だけではなく、協調性や思いやり、他の人の意見を尊重し理解することの大切さなど勉強よりも大事だと思えることを学ぶことができました。
私が後悔のない3年間を過ごせたのは自分なりに最善を尽くせたからだと思っています。諦めそうになったときは、今からでは遅いと思うのではなく、今からでも最善を尽そう、という思いで頑張ってほしい。
問題解決に向けた「対話」の大切さを学びました
都 愛 珉 (米国)ハワイ東海インターナショナルカレッジ
6 年間の寄宿舎生活は、私に大きな影響を与えました。そこでの生
活は食事以外の家事はすべて自分でするので、日常の生活面でも将来の自立に向けてよい経験になりました。生活習慣や価値観の違う人が一緒に暮らしているので、どうしても問題が出てきます。
先輩も後輩も皆が意見を出し合い問題を解決していくという経験を通じて、問題解決に向けた「対話」の大切さを学びました。KIS はやろうという気持ちや成長したいという気持ちがあれば、それができる学校です。待っているだけではなく、やる気を持って自分から行動に移すことが大切です。