多様な人々との対話を通じて、自らの考えを深めたりコミュニケーション力を育むことを目的に取り組まれている「哲学カフェ IN KIS」が、5月27日(土)、KIS生徒、嚴校長をはじめ教職員、関西大学サッカー部の監督や選手、他の大学教員など15名が参加する中、「想いを伝える」をテーマにして行なわれました。
「人に思いを伝える時は相手に全部伝えるか、それとも相手次第で伝え方を変えるか」という問いから、対話は広がっていきました。
KISの中等部1年生の参加者は、自分の友達関係の経験を踏まえて、「ぶつかり合った後、『距離感』を意識的に持つようになったが、悪い意味ではない」と語りました。
立場によって、「たとえ、嫌われても伝えなければならないときや場面はある」などの意見もありました。
初めて哲学カフェに参加した関大生のひとりは、「思いを伝えるには自分の個性や立場、相手により少し変化するし、ひとつの思いを伝えるためにはリスクを負うこともある。
今日参加して、それぞれの立場の生の意見を聞くことによって自分が持っている考え方、人としての幅を広げることができた、と強く感じました」と感想を語りました。
次回の哲学カフェは、7月6日(土)に予定されている「24時間サッカー&チャリチィー」
(主催:KIS、関西大学サッカー部、NPO法人レーヴェン)イベントの時に行なわれます。