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KIS全校生徒、地元・郡山小学校3年生と音楽交流

地元の茨木市立郡山小学校の3年生23名とKIS中等部・高等部の生徒49名が、12月20日(火)、豊川いのち・愛・ゆめセンターで音楽交流会を行ないました。
近くの郡山小学校とは、この間さまざまな形で児童・生徒間の交流を深めてきました。

この日は、郡山小学校3年生がこれまでに習った歌や劇「さるかに合戦」を披露してくれました。
以前にKIS生徒と一緒に歌った「サントッキ(山うさぎ)」を歌ったり、劇の中では一部中国語によるセリフもあり、KIS生徒たちから驚きと歓声が起こりました。

同小学校の全校児童のうち約20%は外国にルーツを持つ子どもで、国籍は8カ国に及びます。
最後に郡山小学校の子どもたちが歌った「数え歌(郡山バージョン)」の合唱がありました。
中国語、ポルトガル語、アラビア語などの複数の言語で歌詞の一部が歌われ、「隔たりも何もない。
この地球(ほし)はつながっている」と歌う子どもたちの姿に「未来」を感じました。
KIS生徒たちは、文化祭で歌った「ウリエ サランイ ピリョハンゴジョ(私たちの愛が必要なんでしょう)」を合唱しました。
会場には、とても温かい空気が流れていました。

最後に両校の校長先生から挨拶がありました。
郡山小学校の平家陽一校長先生は、ユーモアを交えて話した後、KIS生徒たちに期待を込めながら「人は何のために生きるのか、を若い時からしっかり考えていってほしい」と静かに語りかけました。
まるで自分の学校の子どもたちに語りかけているような真剣さと温かさでした。
生徒たちもしっかり受け止めていたようでした。
KISの嚴校長は「短い時間でしたが、とても幸せな時間でした」と語りました。