KISの生徒たちは、夏休みを活用して学園が推薦する韓国でのさまざまなプログラムに積極的に参加しました。
総勢15名もの生徒が韓国で心に残るひと夏を経験し、ひと回り大きく成長して戻ってきました。
生徒らは「とても楽しく過ごせたし、いろいろな体験もできて勉強になった」と目を輝かせながら語りました。
7月13日から27日までは韓国教育科学技術部と国立国際教育院が主催した「在外同胞G20世代韓国招請プログラム」の第一次プログラムに2名が参加。コリア語の授業を受け、韓国のいろいろな場所を訪問して韓国とその文化について理解を深めました。
8月8日~15日には、釜山で開催されたオリニ希望学校(NPO 法人 GLOCAL NET主催)に6名が参加。
オリニ希望学校は日本、韓国、中国、ロシアからコリアにルーツを持つ子どもが参加し、国境を越えて交流することで、お互いの共通点を見つけるとともに、異なる文化を意識して尊重する心を育むことを目的としています。
KIS生徒は大学生ボランティアに交じりながら、中高生ボランティアとして各国から参加した子どもたちと有意義なプログラムを経験しました。
8月16日~21日には、韓国京畿道・高陽平和ヌリが主催した韓日青少年平和キャンプに高等部の生徒4名が参加しましした。
江華島事件で有名な江華島の砲台、南北コリアの軍事境界線、元「日本軍」慰安婦の共同施設「ナヌムの家」、ソウルの「安重根記念館」、水原華城博物館などを訪問し話を聞きました。
20日は延世大学で開かれた第4回歴史NGO世界大会の「韓・中・日青少年共同歴史教室」にも1日参加。
8月17日~20日、世界の歴史、平和関係のNGOが一堂に会して、世界平和を模索する第4回歴史NGO世界大会(主催:東北亜歴史財団、後援:教育科学技術部)が「東アジアの未来100年の歴史を書き直す」という共通テーマで、ソウル・延世大学を会場に開催されました。
ここにも高等部の生徒3名が、同大会の一つの企画「韓・中・日青少年共同歴史教室」(韓国YMCA主管)に参加。
朝から晩まで続く韓・中・日3国の歴史教師による授業と生徒同士の討論というハードスケジュールをこなしました。
最終日にはKISの生徒がNGO世界大会の全参加者の前で、討論内容をプレゼンテーションしました。