第4回KIS文化祭を開催

「希望」をテーマにした第4回KIS文化祭が、11月5日(土)、保護者や地域の方々も参加される中、行なわれました。
この日はあいにくの雨模様でしたが、午前11時からは校舎内で、生徒によるキムチ焼きめし・ゆず茶、保護者によるチジミ・キムチ販売などの模擬店が出店されました。
会場には、KISをはじめ地元・豊川地区の諸団体で取り組まれた東日本大震災外国人被災者支援<写真パネル展>も行なわれました。

午後からは、KISの近くの豊川いのち・愛・ゆめセンターで、特別講演やステージ発表が行なわれました。
特別講演は、東日本大震災で被災した岩手県・野田村にボランティアとして支援活動に取り組んでいる関西学院大学の関ゼミの学生5名による現地報告がなされました。
大学生たちは「被災された現場や人を身近に感じてほしい。
メディアで使われる被災者という「人」はいない。
一人ひとり、3.11までは私たちと同じ家族があり、普通の生活をしていた人々。
世の中にたくさんある対立や問題を解決していくには相手の立場を考えることが重要だ」と真剣にKISの生徒たちに伝えていた姿が印象的でした。
KISの生徒からも質問があり、生徒たちにとっても震災を再考する貴重な機会となりました。

その後、KIS生徒による趣向を凝らしたステージ発表がありました。
生徒たちが自主的に準備し演じる民族舞踊、ダンス、劇、テコンドー、バンド演奏、合唱などを観て、観客の方々からは笑い声や歓声が上げるなど会場の雰囲気が一体となる中で、楽しい時間が過ぎていきました。
文化祭を通じて、KIS全体のフレンドリーな雰囲気や生徒たちのユニークな(?)感性を体感していただいたのではないでしょうか。
文化祭に協力・参加していただいたすべての皆様に感謝致します。



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