KIS第1回卒業式を開催

2010年度コリア国際学園第1回卒業式が、2月27日(日)、近くの茨木市立豊川小学校体育館で、卒業生、保護者、来賓の方々など約150名が参加するなか行なわれました。
この日の卒業式は、本学園にとってはじめての卒業式であり、9名の卒業生が「越境人」として巣立っていきました。

卒業式の1部では卒業証書授与式が厳粛な雰囲気の中で行われました。
卒業生と在校生が対面する形の会場で、卒業生らは嚴敞俊校長から卒業証書を授与されました。
嚴校長は、式辞の中で「越境人へのパスポートを手にしていますか」と語りかけながら、「越境人はトラブルメーカーではなく、ピースメーカーにならなければなりません」と強調しました。
そして、「利益や常識的な生き方だけではなく、揺るぎない正義感と必ず平和をもたらすという越境人としての自覚をもって、生きていくことを願っている」と語りました。

続いて、来賓の方々を代表して京都造形芸術大学の徳山詳直理事長と大阪府議会議員の森みどり議員が、9名の卒業生を前にして祝辞を述べました。徳山理事長は、卒業後に試練の連続が待っている、と述べた後、朝鮮戦争時の自らの体験を述べながら、南北コリアの統一と東アジアの平和に貢献できる人材になるように期待する、と力強く励ましました。
また、4月のKISの学校法人取得後にはKISと京都造形芸術大学が「姉妹関係」を結べるようにしようと、語りかけました。
 
その後、4名の卒業生への成績優秀賞、皆勤賞、功労賞の各種表彰が、文弘宣理事長より行なわれました。
高等部2年の邊慧利さんが在校生を代表して送辞を述べ、卒業生を代表して今庄貴博君が答辞を述べました。

2部では、KIS学生会が主催し、卒業パーティー(発表会)が行なわれました。
軽音楽部の演奏後、辻元清美衆議院議員がお祝いのスピーチに立ちました。その後、卒業生9名一人ひとりの幼い頃からの成長過程の写真が映し出される中、卒業生らは3年間の学びや今後の抱負、先生や両親への感謝などについてスピーチしました。
涙を流しながら話す卒業生の姿が印象的でした。

在校生らの合唱に続いて、卒業生から感謝の気持ちを込めて、先生方と自分の保護者へ小さな花束を渡すセレモニーも行われました。会場のあちこちで、涙を流したり、抱き合う姿が見られました。
最後には、第1期卒業生が作詞し、KIS音楽教員の裵眞珠先生が作曲した「奇跡の学校」という歌を合唱して、卒業式の幕を閉じました。
9名の卒業生は、KISが文字通り「奇跡の学校」として発展していく礎を創りました。
開校以降の3年間の志を振り返り今後の思いを、卒業式に参加した一人ひとりが噛みしめた卒業式でした。



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