沖縄と米軍基地~教養・LA授業

12月6日(月)に高等部の教養科は、米軍犯罪被害者救援センター事務局長の都裕史氏をゲスト講師に迎え、「なぜ在日朝鮮人の私がわざわざ沖縄の問題にかかわっているのか?」という問いかけを入り口に、沖縄・米軍基地の問題に私たち一人ひとりがどのように向かい合うべきなのかが学ばれた。

授業の前半では、世界の歴史的な流れのなかで沖縄がどのような位置におかれてきたのかが振り返られた。
生徒たちにとってそこで語られたことは、教科書には載っていない知識であるとともに、教科書に載っている知識の裏側ではたらいているダイナミクスだったのではないか。

また、後半の授業では、米軍基地をめぐる現在の沖縄の状況が詳細に語られた。
日本全土の0.6%の面積、1%の人口の沖縄に、75%の米軍基地が集中する現実を支えているのは誰なのか。
日本と韓国の両方を知る在日だからこそできることが、そこにはあるのではないか。
「試験に出るから覚えよう、こんな勉強は本当の勉強じゃない」「同情で相手を見るのではなくて、自分との関係で見ないと。
一番いいのは当事者と会うこと」「愛情のような理由がはっきりしない行動の基点を大切に」と都氏は生徒たちに語りかけた。

生徒たちにとっては、これまで学んできた歴史の知識に血を通わせるとともに、何のために学ぶのか、何を大切にして生きるのか、といったことを考えるきっかけになったのではないだろうか。



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