アメリカ吉田ソース会長が特別講演

自家製ソースでアメリカンドリームを実現した吉田潤喜会長が生徒たちの前で特別講演をしてくれました。
京都東九条の在日コリアン2世として生まれ、5歳で姉のいたずらから右目を失明した潤喜少年。
青少年期はケンカばかり。
テレビドラマに見るアメリカに憧れ、19歳で渡米。
帰路の航空券を500ドルで売り、中古車を購入してそこで寝泊まりしました。
 
空手道場を運営し、生計を立てていた折、クリスマスプレゼントで生徒に配った焼肉ソースが大好評。
「これは金になる」とソース会社を設立。
それ以降、4度の倒産の危機を乗り越えて、現在は年商200億円の企業グループを率いています。
その逆境を乗り越えてきたオーラが生徒たちの気持ちをしっかりとらえたようでした。

「うじうじ悩むなら、まず、バスを動かせ。
ガソリンが切れたら、後ろからそのバスを押していけ。
気が狂ったと言われるほど頑張れば、一緒にバスを押してくれる人たちが出てくるのがアメリカである」「人生はパッションであり、それが出会いを生む。
失敗を恐れず、一生懸命に努力すれば、わかってくれる人が必ず現れる」という言葉が印象的でした。

そして、夢を持つこと。
「夢とは自分のほしい物にほかならない」。
たとえ笑われるような夢でもいい。
ご自分の育った家は、「七人兄弟で、トイレは一つしかなく、朝はいつも戦争だった。
だからトイレの多い家を買いたいのが夢だった。
今の家にはトイレが八つあるのだ」。
冗談をたくさん交えながらの分かりやすい講演は、KIS生徒に大きなインパクトを与えました。



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