約1カ月の夏休みを経て、今日、8月22日から授業が再開しました。
生徒も教職員も元気に登校しました。
久しぶりに会った友だちどうし、楽しそうな会話が弾んでいました。
授業再開に先立つ全体朝会で、嚴敞俊校長があいさつで「休み期間中はどのように生活をしましたか。
当初の計画通りに進みましたか。
7月の全体朝会のとき、休み期間を新しい自分の可能性を探す機会にしよう、と言いましたが、新しい自分は探してみましたか。
もしかして、自信をもって答えられないとしても失望はしないでください。
今からでも遅くないからね。
実は遅いと思ったときが一番早いとき、という言葉があります。
気持ちを引き締めて、規則的な学校生活に再び適応しながら、ときめく気持ちでやり直せばいいのです」と語りかけました。
最後に、嚴校長は休み中に読み直した韓国の詩人ソ・ジョンユンの有名な詩を朗読して終わりました(以下)。
生徒たちには胸に響いたようで、今日からの授業に思いを新たにしました。
一人立ち
二人で出会うのではなく、一人としての二人が出会うのである。
……
僕のすべてを脱いで裸でみんなに相対したい。
それすら仮面だと言われても言い訳しないで生きたい。
言葉で行動を言うのではなく、行動で言えるまで、僕は一人にならねば。
終わりなき孤独との闘いを一人の力で耐えなければ。
くちばしに、爪先に血が結んでも、誰も助けはしてくれない。
数えきれない不眠の夜を明かしながら、〈一人立ち〉を習わなければ。
死は人生の終着ではないのでこの醜い姿でも生きているのだ。
僕の顔に責任がもてるまで一人だと覚えよう。
そして、どこで一人で立っているだろう、その誰かのためにロウソクを持ちたい。
むなしい胸を埋めることはできなくとも〈これだ〉といって、生きていきたい。
誰よりもひたすら愛をしよう。