KIS保護者を対象に寺脇研先生の特別講演会を開催

本学園の理事である寺脇研先生(京都造形芸術大学教授)による、「2050年に向けて生き抜く力」と題した特別講演会が、10月17日(土)、本学園の音楽室で開催されました。
1時間半にわたる講演の中で、寺脇先生は世界が大きな転換期を迎えており、KISの建学の精神である「境界をまたぐ越境人」の育成がますます重要になっていることを強調されました。

寺脇先生は、「世界は、これまでのG8の時代から韓国や中国などを含めたG20の時代へと大きく変わっている。
日本においても本格的な政権交代が起こり、『革命的』ともいえる地殻変動が起こっている。
東アジア共同体の形成に向けて、構想・理念の段階から具体的なロードマップを準備する段階に入った。
KISの卒業生たちが活躍できる時代が近づいている」と語りました。

講演後には、「寺脇先生が韓国に関心を持たれた経緯は?」、「日本の公教育において『ゆとり教育』の見直しが進んでいるが、どう考えるか」などについての質疑応答が、予定時間を越えて行われました。
今後のKISの方向性についても本音で素直に語る寺脇先生の話に、保護者らは熱心に耳を傾け、充実した講演会となりました。

タイトルとURLをコピーしました