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フィリピンの姉妹校高校の生徒23名、KIS訪問・交流

5月12日から14日までの三日間、フィリピンの名門大学・ミリアム女子大の付属高校生徒23名がKISを訪問し、中等部と高等部の英語クラスに入り、交流を持ちました。
2年前の夏休みに企画されたKISのフィリピン研修での出会いがきっかけです。
姉妹校提携をしてから

最初に嚴副校長が「Why KIS in Japan?」という題で、KISの目指す「越境人育成」について英語でレクチャーをしました。
コリアとジャパンをつなぐもっと大きな輪を作りたいという説明には大きな拍手が上がりました。

中等部の授業では主に助手として会話相手になってもらったり、質問を聞いてもらったり、たこ焼きを一緒に作ったり、ケン玉など日本の遊びを紹介したり、英語でゲームをしたり、日本と英語の歌を一緒に歌ったりして交流しました。驚いたことに、KIS中等部生徒は誰もが積極的でした。「何とか意志を伝えました」「今後もメールやラインで交流します」という声。
そして満面の笑み。この企画を進めて本当によかったと実感しました。

一方、高等部ではもう先生も要らない状態。
KISの生徒が主体となってディスカッションもリードしていました。高等部の英語の授業では、グループになって学校の地域を一緒に散策。
受験の悩みや日本のことなど、身近な話題をテーマに英語でぺちゃくちゃ。KIS高等部の英語力とコミュニケーション力には目を見張るばかりでした。
「いつの間にこんなに成長したか」と感心しました。
ミリアム高校の生徒たちの生活態度や聴く態度も素晴らしく、KIS国際交流部の英語科のジョン・ホイル先生も「ミリアム高校の生徒たちのたち振る舞いは、KISの生徒たちにも見本になった」と語りました。
本当にあっという間に三日間が過ぎました。

最終日には、高等部3年生の沈相宇君、南川瑞希さん、邊廣烈君が司会・進行役をする中で、3日間の振り返りが行なわれました。
ミリアム高校の生徒たちが、口々にKISでの学校生活の感想や日本社会の印象などを述べました。
全体が集中した雰囲気の中でも、笑い声や歓声などが絶え間なくおこり、教室には明るくエネルギッシュな空気が充満していました。
KISの3人の生徒や英語教員の当意即妙の英語の受け答えも素晴らしかった。

最後にミリアム代表して4人の生徒がKISの印象を述べてくれました。
「フレンドリーな生徒」「挨拶ができている」「在日を理解できた」「ぜひまた来たい」……。別れ際にはこらえられず泣き出す生徒も。「ミリアムの生徒の皆さん、あなたたちもとても立派でした。中等部生徒にはお姉さんになって拙い英語をじっと聞いてくれましたね。何よりいつも笑顔でした。あなたたちの弾けるような笑いにはどこからこのエネルギーが来るのかと思ったものです。本当に感謝していますよ。Salamat po (ありがとう!)。ジェフ先生も言ったように、ずっとKIndred Spirit (兄弟精神)を忘れないようにしましょう。」
本当にハッピーな、Wonderfulな三日間でした。関係方面に深く感謝!!!