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中等部、地元・豊川小学校5年生と交流

7月4日(木)雨の中、豊川小5年生19人と担任の中村先生、黒石先生で計21人がKIS中等部との交流のために訪れました。
今回の5年生による訪問は2回目で、2年前(彼らが3年生のとき)に訪問したことがあり、その時にも韓国語や韓国文化に触れる機会を持ちました。
今回は、人権学習の一環として行われ、「コリアタウンへ。
ようこそ」という在日コリアンについて書かれている読み物をみんなで読んだ後、5年生による質問に中等部の生徒らが答えていく活動がメインでした。
小学生からの主な質問は、以下の通りです。

①なぜ、日本には在日コリアンがもっとも多いのですか。

②朝鮮人だとわかると、住む家が借りられなかったり、仕事がうまくいかなかったりするのは差別だと思った。
なぜ朝鮮人だからといって差別されるのか。

③本名を使うと嫌がられたり、本名ではなく通名を使ったりするのはなぜなのか。

④コリアタウンはどんな場所なのか。

上記の4項目の疑問について、8グループに分かれ、5~6人で話し合いが行われました。
KISの中等部の生徒らも普段の姿とは異なり、みんな真剣に考えて、分かりやすい言葉で伝えようと努力する姿が見られました。
最後、小学生による挨拶では、「分からないことが多かったけど、今回の交流でお姉さん、お兄さんたちが分かりやすく説明してくれてよく理解した。
これからもっと韓国についても勉強していきたい。
カムサハムニダ」とお礼を言ってくれました。

中等部3年の松原智浩くんも「今は韓国と日本が仲良くないけど、これ以上両国の間で争いは起きてほしくない。
これからは、韓国と日本が平和のために一緒に頑張ってほしい」と締めの言葉を言ってくれました。
その他に、「小さいときからこうした交流をして、こつこつ勉強していけば、大きい輪になっていくと思う。
」「5年生だけど、サッカーを頑張っている子の話が印象に残っている。
また会いたい」との意見があり、交流が深められたようです。
豊川小5年のみなさん、また来年の交流を楽しみにしています。