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作詞・作曲家の中村泰士先生の講演&KIS音楽会

今年(2012年)最後の授業日12月22日、「北酒場」「喝采」の作曲で日本レコード大賞を2度も受賞した作詞・作曲家の中村泰士先生がKISを訪問され、全校生徒が参加する中、講演をされました。
中村先生はKIS後援会の設立発起人の一人で、KISの強力な「応援団」のお一人。

この日、中村先生は生徒たちを前に自らの人生を振り返りながら、約1時間にわたり熱弁されました。
講演の途中では、生徒たちを3つのグループに分け、それぞれ違うリズムで手拍子をさせ、最後にそれらを一つに合わせた後に、「違ったものが合わさると、逆に面白いものが出来上がるやろ!」と語りかけました。
また、「めんどうくさがらずに、積極的に人間関係を丁寧につないでいくことが、人生を豊かに送る上でとても重要だ」、「目標を定めて一直線に駆け上がるより、いろいろと寄り道をしながらたどり着くことも大切」などの言葉は、生徒の心にも深く残った様子でした。

講演後は、KIS恒例の音楽会が開かれました。
中村先生もそのまま残って一緒に参加されました。
生徒らは、一流のプロの音楽の先生の前で発表するので最初は緊張気味でしたが、
そこはKIS生徒の「度胸の良さ?」「怖いもの知らず?」か、普段通り、楽しく発表を行いました。
各学年の発表や軽音楽部の発表などが続きました。
KISらしく「イムジンガン」などコリア語、「Oh happy day」などの英語、また日本語の歌などが披露されました。

KISの音楽教員、裵真珠、文陽子先生もピアノ協奏で、ベートーベン交響曲第9番「歓喜の歌」を見事に演奏して大きな拍手を浴びました。
最後は、生徒たちの「むちゃぶり」コールに押される形で、中村先生がアカペラで2曲を熱唱されました。
中村先生の若々しい前向きな姿勢・容貌と気さくな人柄に触れて、心に残る楽しい一日となりました。
音楽会の後、生徒たちは保護者の方に作っていただいた美味しい韓国料理などの昼食に舌鼓を打ちながら今年最後の交流と親睦を深めました。
中村先生と保護者の方々に深謝です。